今回オールドレンズ第2弾として購入した「CarlZeissFlektogon 35mm f2.4」は、使い勝手の良いレンズとして雑誌等でもよく紹介されている製品である。35mmなので、NEXに装着した場合は52.5mmになる。標準レンズといえる画角だ。最短撮影距離は19cm、この手のレンズとしてはマクロといえるレベルにまで近接することができるのも特徴だ。色合いはごく自然。マルチコートなので逆光でもそこそこ写る。まさに万能なレンズと言えるだろう。
ただ、逆の言い方をすると個性に乏しいことも確かである。おなじZeissのTessarとくらべると、目がさめるようなビビッドな色彩もなく、50mmという画角は標準だけに実際の視野との違いがない。中望遠(75mm相当)となるTessarの場合、ぐっと対象を近づけることができるので撮影時の意識もそれだけデフォルメすることができるのだ。